アコムの特徴

・30日間金利0円サービス!
・ネットやATMから24時間お借入、ご返済可能!
・3秒診断で最短30分で審査回答!

評価 評価4.5

ノーローンの特徴

・完済日の翌月以降の借入は1週間無利息
・来店不要で即日融資可能
・楽天スーパーポイントがたまる

評価 評価3

3.系列別貸金業者の特長2

◆消費者金融業者

特長2ページの画像系列別貸金業者の特長1で紹介した以外の貸金業者は、消費者金融系といわれています。サラリーマン相手の小口金融を行っていた会社が多く、昔は「サラリーマン金融(サラ金)」といわれていました。高金利の代名詞として使われており、事実サラリーマン金融から多額の借入を行って返済できなくなり破綻するケースが増え、貸金業規制法が改正された事もあります。
このいわゆるサラ金問題から自己破産を申請するケースが一気に増加しました。それまでは破産は自分で申し立てるものではなく、お金を貸している側(債権者)が資産を処分する目的で破産を申し立てするのが常識でした。
自己破産の増加により破産は債権者のための資産の処分ではなく、債務者のための債務の免責が目的となってしまいました。
こういった問題から消費者金融業界は、業界全体の体質を改善する必要に迫られましたが、表面上のイメージはTVCMなどでかなりアップしましたが、上場企業の業務停止処分があった実態を考えると、実質的な改善が成功したとはいえない状況です。

***

しかし今回の貸金業規制法の改正により財務的に改善が必要な上、今までのような体質で消費者離れがあっては存続事態が危ぶまれる危機的な状況です。こんどこそ実質的な改善が望まれます。
消費者金融業者の取扱商品は本来、証書貸付といわれる貸し出しのたびに契約書を作成する商品が中心でした。しかし最近では大手の業者に限らず、カードを発行して利用枠の範囲内で何度も貸付が可能なカードローン方式の商品が増えています。
証書貸付制度では残高は減る一方で、基本的にひとつの契約が終了しないと追加で貸し出すことが難しいのですが、カードローン方式では何度でも貸付ができ残高が減りにくいのが特長です。業者の利益は貸付残高に比例するため、カードローン方式が増加するのは当然のことといえます。

消費者金融業者の最大の特長は銀行やクレジット会社でも貸し出しが困難な顧客層へも貸し出しを行ってきたという点です。パート・アルバイトでも保証人なしで貸付するため、貸し倒れとなる可能性も高かったのですが、それをグレーゾーン金利で吸収してきたのが今まででした。
金利引き下げをせざるを得ない状況では今までのような顧客層への貸し出しは困難で、今後は銀行系カードローン会社と金利体系が同じところから、審査面でどのように差別化を図ることができるかが生き残りの鍵となりそうです。
代表的な会社は武富士、プロミス、アコム、レイク、アイフルなど

◆その他

系列では区別しにくい業者もあります。オリックス・クレジットはもともとリース会社でノンバンクといわれていたオリックスが母体です。
またソフトバンク系列であるSBIイコールクレジットは振興の金融グループに属し、審査スコア(点数)をカード発行後に公開するという今までにないサービスを行っています(利用が良好であればスコアがあがり増枠が可能となるシステム)。
クレジットカード業界がそうであるように、今後は消費者金融業界も系列で分類する意味がなくなるような展開となりそうです。