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評価 評価3

5.証書貸付(無担保ローン)

カードローンが普及するまではこの証書貸付が貸金業界における金融商品のメインでした。というよりは証書貸付しか商品がなかったといっていいでしょう。

証書貸付の画像 証書貸付はその名のとおり証書(契約書)を作成して貸付を行います。カードローンはカードの申込時に書類を作成しますが、カードが発行されてからは借入のたびに契約書を作成することはありません。ATMなどで借入すれば自動的に伝票が交付されるだけです。
これに対して証書貸付は借入を行うたびに契約書を作成します。つまりカードローンと証書貸付の関係は何度でも利用できるクレジットカードと購入のたびに契約書を作成するショッピングクレジットの関係と同じであるといえます。

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証書貸付には担保を必要とする有担保商品と担保が不要な無担保商品とに分けられますが、大半は無担保商品であるため無担保ローンという表現もあります。また、その資金使途により目的ローンやフリーローンといった名称も用いられます。
目的ローンは資金使途を限定したもので、教育ローン・オートローン・増改築ローンなどが代表的な商品です。資金使途が自由なフリーローンに比べて金利設定はかなり低くなりますが、資金使途を証明する客観的な書類の提出が貸付の条件となります。
フリーローンは資金使途自由であるかわりに金利設定は高くなり、ほぼ上限金利に近い設定となります。やはり資金使途が自由である場合健全な利用でないケースが多く、生活費や他社返済などに充当された場合を考えると、貸し倒れのリスクも高くなるためやむをえないところです。

証書貸付の返済方法は1回払いまたは分割払いとなっています。1回の契約で1回の融資であるためリボルビング支払いの設定は意味がありません。そのため契約終了前に追加融資を行った場合には、契約がふたつ重なるため支払いも二重になり、金額によっては返済が厳しくなる場合もあります。
そこで貸金業者では通常、最初の契約の残高も含めて新たな融資を行う場合もあります。 例えば、20万円の残高があって30万円追加借入する場合に、50万円の融資を行い20万円は既存の借入に充当し清算するのです。
いってみれば手動でリボルビング支払いを行うようなもので、追加融資を繰り返すことは残高が減らないためお勧めできるやり方ではありません。

証書貸付は古い契約形態ではありますが、使い方によっては利息負担を軽減する最良の方法です。どうしても必要となる高額借入には低金利の証書貸付(目的ローン)を利用し、途中で追加融資を行わないことが証書貸付の正しい利用方法であると思います。
そのためにはあらかじめ資金計画をたてて高額借入が重ならないようにすることが不可欠です。